• ヲノサトル

未来の〈サウンド〉が聞こえる


未来の〈サウンド〉が聞こえる

ポップ・カルチャーの電子音楽史

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.電子の音に取り憑かれた、情熱的すぎる人々。

未来のサウンドはいかにして大衆文化に忍び込んだのか?

電子楽器の誕生からシンセサイザー黎明期まで、先駆者たちの奮闘をソフト&ハードの両面から描く画期的なノンフィクション!

テルハーモニウム、テルミンからノヴァコード、クラヴィオリンモーグ、EMS、アープに至る電子楽器の開発ドラマ、『サンダーバード』や『禁断の惑星』、ラジオCMなどでの電子音楽の浸透、ジョー・ミーク、レイモンド・スコットら先駆者たちの苦闘、ブライアン・ウィルソンやポール・マッカートニーへの影響などなど、歴史に埋もれていた「ポップ・カルチャーの電子音楽史」をひもとく。

ヲノサトル初の翻訳書が発売されました。

この本を出した経緯は「訳者あとがき」に記したので、後日ここに掲載するとして。

カバー・イラストレーションは、アルバム『舞踏組曲』に続いて 今井トゥーンズ 画伯。加藤賢策 さんのブックデザインも凝りまくっていて、楽しくなっちゃう。カバーを外すと、表紙イラストの部位ごとに何が書かれているのか、ちゃんと解説されているという。

カバーイラストをあしらったシオリもかわいい。

持ってパラパラめくれる「本」ならではの「仕掛け」や「魅力」が随所に。

以下に、本書の目次よりもちょっと詳しく、小見出しも記しておきます。これらの人名やキーワードにピン! ときたら、ぜひご一読ください。

未来の〈サウンド〉が聞こえる

ポップ・カルチャーの電子音楽史

マーク・ブレンド 著  ヲノサトル 訳  今井トゥーンズ 装画  加藤賢策 装丁

アルテスパブリッシング  定価:本体2400円[税別]

イントロダクション

01 聴いたこともない音楽 ── 電子の夢 1900‐50

テルハーモニウム/ 電気仕掛けのBGM / 巨大な恐竜の絶滅 / テルミン / 好評を博したテルミン / オンド・マルトノ / トラウトニウム / ノヴァコード / ソロヴォックス / オンディオリーヌ / クラヴィオリン / 初期の電子楽器たち / 録音というテクノロジー / ミュージック・コンクレート (具体音楽) / エレクトロニッシュ・ムジーク (電子音楽)

02 宇宙に爆発する音楽 ── ドクター・ホフマンはハリウッドを目指す

1930年代のテルミン / 電子楽器の芸人たち / ドクター・ホフマン / ミクロス・ローザ / 白い恐怖 / 失われた週末 / 赤い家 / SF映画と電子音 / バーナード・ハーマン / レス・バクスター / ロバート・モーグ / ジャン゠ジャック・ペリー / シャルル・トレネ /ミスター・オンディオリーヌ / ブリュッセル万国博覧会 / トム・ディッセフェルト & キッド・バルタン

03 慣習無視の特権 ── 禁断の惑星を探検する

ルイス&ベベ・バロン夫妻 / アナイス・ニン / ニューヨークのスタジオ / サイバネティクス / ウィリアムズ・ミックス / アトランティスの鐘 / 禁断の惑星 / ハリウッドとの契約 / バロン夫妻と音楽制作 / ライトモチーフ / 電子のサウンドトラック / ハリウッドからの追放 / その後のバロン夫妻 / バロン夫妻の苦難

04 普通じゃない ── イギリスにおける電子ポピュラー音楽の誕生

戦後のイギリス / トリストラム・ケアリーとダフネ・オラム / ラジオ放送と電子音 / デズモンド・ブリスコー / レディオフォニック・ワークショップ / オラムの独立 / その後のケアリーとオラム / レディオフォニックと電子音楽 / ドクター・フー / デリア・ダービーシャー / フレッド・ジャド / バリー・グレイ / スピネッタ / ジェリー・アンダーソン / デズモンド・レスリー / ジョー・ミーク / アイ・ヒア・ア・ニュー・ワールド / テルスター

05 マンハッタンの研究者 ── レイモンド・スコットとエリック・サイデー

レイモンド・スコット / マンハッタン・リサーチ / スコットとCM音楽 / エリック・サイデー / サイデーとCM音楽 / クラヴィヴォックス / 赤ちゃんのための電子音楽 / エレクトロニウム / 人工知能? / その後のスコット

06 炎、頭にありければ ── アメリカン・ロックのDIY電子音楽

1960年代のアメリカン・ポップス / ミュージトロン / オンディオリーヌとアメリカン・ポップス / ブルース・ハーク / エレクトリック・ルシファー / ポール・タナー / ブライアン・ウィルソン / シルヴァー・アップルズ / ザ・シメオン / ローザー・アンド・ハンド・ピープル / ザ・ユナイテッド・ステイツ・オブ・アメリカ / フィル・オクス / フィフティ・フット・ホース / コールドロン / ギル・メレ / フランク・ザッパ

07 モーグにまつわる人々 ── シンセサイザーの栄光

ロジャー・マッギン / ロバート・モーグ / ハーバート・ドイチュ / モーグ社の奮闘 / モーグ900 / ポール・ビーヴァー / ジェリー・ゴールドスミス / バーニー・クラウス / ジャック・ホルツマン / ザ・ゾディアック : コズミック・サウンズ / モントレー・ポップ・フェスティヴァル / ザ・ノンサッチ・ガイド・トゥ・エレクトロニック・ミュージック / ザ・バーズとザ・モンキーズ / ビーヴァー&クラウス / ペリー&キングスレイ / ドン・ブックラ

08 ホワイト・ノイズ スウィンギン・シックスティーズのイギリス電子音楽

ピーター・ジノヴィエフ / ユニット・デルタ・プラス / ジョージ・マーティン / レディオフォニックの面々 / 1960年代のトリストラム・ケアリー / 1960年代のダフネ・オラム / オラミクス / 1960年代のバリー・グレイ / ザ・ローリング・ストーンズ / ミック・ジャガーとモーグ / ザ・ビートルズとノーマン・スミス / ザ・プリティ・シングス / ピンク・フロイド / ホワイト・ノイズ / 広がる電子音楽

09 流行に乗って韻を踏む ── スイッチ・オン

ウェンディ・カーロス / スイッチト・オン・バッハ / モーグの普及 / モーグ、テレビに登場 / ディック・ハイマン / キース・エマーソン / ジャズ・イン・ザ・ガーデン / スプーキー・トゥースとピエール・アンリ / ジョージ・ハリスンと『アビー・ロード』 / EMS VCS3 / アープ・2500 / シンセサイザーの時代

エピローグ その後の彼ら

訳者あとがき

関連年表 索引 原注 Watch and Listen ── 本書をより楽しむための作品ガイド 参考資料

なお本書に登場する楽曲の一部は、こちらで聴くこともできます

spotify プレイリスト

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(2018.11.26)

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